エコラリア!
エコラリア!
むすこから発される言葉はほぼエコラリア~。そこに時々自分の欲求を表現する言葉がプラスされ、日々を構成しておられます。
即時エコラリア(おうむ返し)
日々、こちらから話しかけた場合、ほとんどはおうむ返しです。おうむ返しって、さみしい。求めていないつもりなのに、おうむ返し以外の答えを期待してしまうからなんだけれど、どうしても期待してしまう。質問すると本人が困ってしまうのがわかるので難しい事は聞かないようにしているけれど、それでもつい質問しちゃって、むすこも、そして何よりわたしがなんかガックリしちゃうのだよな…。
会話がしてみたい!
生意気な受け答えしてることが羨ましーーーい!
となってしまったり…。
それでも
「これが欲しいの!」←主におもちゃやお菓子が欲しいとき。
「あっちに行きたいの!」←わたしが行きたいのと反対方向。
「まだおうちには帰りま…せん!」←お母さん寒いから(暑いから)もう帰りたいよ、一万歩は歩いてるよ…!
「ラーメン食べたい!」←うーんお母さんはたまにはワイン飲みながら前菜ちびちびみたいなの食べたいな~。
「楽しいね~」←良かったね~!
と欲求や気分を表現してくれるようになったり、「お弁当何が入ってた?」と聞くと一生懸命おかずを思い出してくれたりして嬉しい。これからどうなって行くのかしら…。
遅延エコラリア
朝、目が覚めた瞬間から始まるエコラリア劇場。主にYouTubeのプラレール開封動画かおもちゃの紹介動画から得た言葉を喋り始めます。
「はい、ではこちら、プラレールゆふいんの森の紹介をしたいと思います。」←まだ目はつぶったまま布団にくるまっている状態。だいぶこういうのに慣れてきたし、本人楽しそうだからいいのだけれど、それでも幼稚園のお友達と公園で遊んでいるときに遅延エコラリア劇場が始まると、「独特だわな~」と思わざるを得ません…。
定型発達の子達も今自分の好きなものについて突然話しかけてくれるけれど、そこから会話になる。でもむすこは「中央線発車しまーす!」「お、Aちゃんは中央線が好きなのかな?カッコいいよね~」「アンパンマンのなかには、あんこが入っているよ~」という具合で話が展開しないのだよな~。
YouTube見せなければよいのかもしれないけど!テレビも見せなければよいのかもしれないけど!わたしはそこまでちゃんとしたお母さんにはなれないので、仕方ないですね。
あと消費者金融のCMが好きすぎるのはどうにかなりませんかね、キャッチーなんだろうけど…。
むすこ、こんな感じです。
さてと。
むすこ(Aちゃんとしておこう)、は現在5歳6ヶ月。なんとまあもうすぐ6歳になってしまうのか。
はじめにも書いたように、医師からの診断を受けてはいません。なぜかと言うと、診断を受けておかねばという気持ちがわたしにはなくて…なんて適当な!と思われる方もいるかもしれません。これから先、療育手帳を取った方がいいと思ったら、になると思います。
ブログ紹介も大雑把な感じで「発達障害」という言葉にしているけれど、その中でも「自閉症」になるんだろうなと思う。でも、そんな名前なんて本当にどうでもよくて、それは多分わたしの性質もある。幼稚園のうちはまあいいじゃないか!そんな感じです。
《社会性・コミュニケーション》
「おはよう!」と声をかけると「おはよー」と返ってくるけれど、ちゃんと目を見て話してはくれる事は少ないです(こちらから強めに働きかけると見てくれますが)。コミュニケーションとしての挨拶というより「おはようと言われたらおはようと言うんだな…」というパターンで考えている感じです。あとは、おうむ返しとしての「おはよう」。
「Aちゃん!」と声をかけた場合は、半年前辺りまでは「Aちゃん!」とおうむ返しだったけれど、最近は「なあにー」と返してくれるようになりました。これはわたしがしつこく覚えさせたからパターンとしての返事ですね。
幼稚園で遊ぶ様子を覗いてみても、大抵一人で園庭をテケテケ走り回って、滑り台をして、ブランコに乗って(漕ぐことはまだまだ出来ません)、という感じで、お友達と一緒に遊んでいるのは見たことないような…。それでも最近は興味があることには「Aも、やりたい!」と先生に伝えることは出来るようになったとの報告があり、嬉しい限り~!小さな事で喜べるのは特権だな~と思っております。
《こだわり》
今一番こだわっていて、思うように出来ないと崩れてしまうもの。それはエレベーター。階のボタンを他の人が押すのは平気なんですが、開閉についてのこだわりが。
①エレベーターが開きました、乗りました、【開】ボタン押しました、誰も乗ってこなかったら【閉】ボタン押します、ドアが閉まりかけたその時!「すいません乗ります!」とまたドアが開く!「おーりーるーーーー!!!(号泣)」。自分の思う流れで進まず、途中で人が乗ってくるという事をうまく受け止められない。
②【↑】【↓】ボタンでエレベーターを呼びますね、でも押した時に丁度エレベーターがやって来てドアが開きました、「のらない!のらないよ!(号泣)」。
どちらも切り替えがだいぶスムーズに出来るようになったけれど、それもその日の運で…。
エレベーターはむすことわたしだけのモノではなくて、たくさんの人が利用するもの。そこで崩れてしまうのは本当に困ります。なので、初めての施設であればエレベーターの見つけられないルートを探したり、人がたくさん並んでいる時はいなくなるまで待ってみたりしている。
にしても、照明やらオーブンレンジやら風呂沸かしやらリモコンやらトイレやら、毎日トラップが多くて、ボタンこだわりっ子たちの親は本当に苦労しとりますよね…。
《想像力》
こちらかなりの苦手分野ではないでしょうか。お絵描き、折り紙、砂遊び、粘土遊び、ごっこ遊び…。幼稚園でも先生たちは苦労なさっているんだろうなあ。療育でもこの類いの課題は「やらない!」と宣言します。鉛筆を持って書くことも苦手。
《運動》
はい、こちらも発達がかなり遅いです。その場ジャンプも四歳過ぎて出来るように。ボール投げもまだ得意ではありません。縄跳びや玉入れ、どうやって出来るようになるのか色々考えています。あと、自転車。補助輪つきはだいぶ上手くなってきて、もう大拍手している親バカはわたし。何より本人が楽しそうなのがよい。
本。
こう並べてみると、自分がいかに「文章だけが書いてある専門書」の類いが頭に入らない人間なのかがわかるな…。むむむ…。
発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)
- 作者: shizu,平岩幹男
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/12/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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色々な考え方があるから賛否両論あるだろうし、お菓子をご褒美のところは犬の訓練か!って思うけれど、むすこは誉めると頑張るのは確か。だから参考にはしているし、実際どうしていいかわからなくなった時には読み返してみたりする。(むすことの外出時は基本的に手を繋いで歩くのだけれど、公園や広場に着くと「さあ、思う存分走り回るが良い!」と、ドッグランで犬を放つ気分なので、うん、犬の訓練でも良いではないか!派です。)
療育に行って、先生たちの子ども達への接し方を見ていて、家でもやりたいなーと思い参考に買った本。
発達が気になる子への生活動作の教え方―苦手が「できる」にかわる!
- 作者: 鴨下賢一,中島そのみ,立石加奈子
- 出版社/メーカー: 中央法規出版
- 発売日: 2013/03
- メディア: 単行本
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療育での担当の先生が見せてくれた本、「お貸ししますよー」と言われたその場でポチりました。
発達心理学に興味が出てきたので、分かりやすそうなこちらを購入。
にしても文章書くのは難しいですね…。頭の悪さが滲み出ています!